公開日時:2020年5月25日 最終更新日:2021/08/27
ベビーローションとベビーオイルを塗る順番は?
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どちらも保湿ケアに使用するとわかっていても、ベビーローションとベビーオイルの違いを知らなければどの順番に塗れば良いのか悩まれることと思います。
ベビーローションとベビーオイルどちらを先に塗れば良いのか、理由もふまえてご紹介します。
順番は大切!ベビーローションを先に塗ろう
ベビーローションとベビーオイルの塗る順番の正解について結論を申し上げますと、
ベビーローションを先に塗ってその後にベビーオイルを塗りましょう。
順番が逆になると全く意味がないのかと言いますと、そんなことはありませんが、ベビーローションとベビーオイルそれぞれの特性を活かし最大限の効果を得るには順番を守って使用することをおすすめします。
ベビーローションをベビーオイルより先に塗る理由
ではなぜベビーローションをベビーオイルよりも先に塗る方が良いのか、その理由をお伝え致します。
理由としては保湿の質の違いが挙げられます。
ベビーローションは化粧水のようなタイプもありますが、多くは乳液タイプです。
乳液について先に簡単に説明しております。
お手元の乳液を確認してもらうとわかりやすいのですが、乳液の成分を確認すると水とホホバ種子油や馬油・オリーブ果実油などの油が配合されていることがお分かりいただけると思います。
一般的には水と油を一緒に入れても2つの層に分かれて混ざり合う事はありません。
振れば一瞬は混ざりますがすぐに元の2層に戻ります。
そんな本来は混ざらない水と油を混ぜあわせるために活躍するのが乳化剤です。
乳化剤は界面活性剤のことですが、洗浄用に使用される界面活性剤と乳化剤として用いられる界面活性剤は種類が異なることが多いです。
乳液が白い色をしているのは水と油が乳化剤によって乳化したためです。
一方、ベビーオイルの多くは1種類の油、もしくは複数種類の油性成分で作られていることが多く、その場合は透明や黄色がかった透明の色をしています。
つまり、乳液タイプのベビーローションと油性成分だけで作られているベビーオイルではどちらも保湿化粧品ですが、働きが異なります。
ベビーローションの場合はお肌に油分だけでなく水分(潤い)も与えるのに対し、ベビーオイルは基本的に油分のみを与えます。
油分はお肌の表面を覆って保護や保湿の効果をもたらす成分ですので、一番外側で皮膚を覆ってくれれば良いわけです。
そのため、水分も補うベビーローションを塗ってまずお肌に潤いと油分を補います。
その上で強い乾燥肌などで少しの時間経過でお肌が乾燥し出すという場合にはより保湿の持続効果の高いベビーオイルを重ね塗りしてあげるというのが理想的です。
というわけで、ベビーローションとベビーオイルの両方をご利用の際には、まずベビーローションを塗り、その後にベビーオイルを塗ってあげるようにしましょう。
まとめ
ベビーローションとベビーオイルは別物だという認識は多くの方がされていると思いますが、ベビーローションとベビーオイルは厳密に何が違うのかまでしっかりと認識している方はそう多くないと思います。
赤ちゃんのお肌に潤いを与えてあげたい時にベビーオイルを塗っても潤いを与えることはできません。ベビーオイルで水分が逃げないようにすることでお肌本来の力で潤いを取り戻すことは可能ですが、瞬時に潤いを与えることはベビーオイルではできないわけです。
一方でベビーローションは水分と油分の両方をお肌に補うことができます。
ベビーローションとベビーオイルの保湿の質の違いがわかれば、塗る順番もおのずとわかってきます。
ベビーローションとベビーオイルを両方使う場合はベビーローションを先に塗ってあげてください。
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