公開日時:2026年8月15日 最終更新日:2026/08/05
離乳食用の食器・調理グッズの選び方|月齢別に揃えたいおすすめアイテム

離乳食がスタートする頃になると、「どんな食器や調理グッズを揃えればいいんだろう」と迷う方も多いのではないでしょうか。ベビー用品売り場にはたくさんのアイテムが並んでおり、何を選べばよいのか分からなくなってしまうこともあります。
今回は、離乳食に必要な食器・調理グッズの種類と、月齢に応じた選び方のポイントについてご紹介します。
離乳食グッズを揃える前に知っておきたいこと

離乳食用のグッズは、必ずしもすべてを新品で揃える必要はありません。普段使っているキッチン用品で代用できるものも多くあります。まずは離乳食初期に最低限必要なものから揃え、赤ちゃんの成長に合わせて少しずつアイテムを増やしていくという考え方でも問題ありません。
「何から揃えればいいか分からない」という方は、まず調理グッズと食器に分けて、それぞれの役割を確認していきましょう。
離乳食初期(生後5〜6ヶ月頃)に必要な調理グッズ

離乳食初期は、食材をなめらかにすりつぶした「ペースト状」のものから始めるのが一般的です。この時期に役立つ調理グッズをご紹介します。
裏ごし器・すり鉢とすりこぎ
野菜やおかゆをなめらかにするために使います。少量ずつ調理することが多い時期のため、コンパクトなサイズのものが使いやすいでしょう。専用のベビー用調理セットには、すり鉢とすりこぎがセットになっているものも多く販売されています。
計量スプーン・軽量カップ
離乳食は少量から始めるため、小さじ・大さじだけでなく、1mlや5ml単位で計れる離乳食用の計量スプーンがあると、食材の量を細かく調整しやすくなります。
製氷皿(フリージング用)
離乳食は、まとめて作って小分け冷凍しておくと、日々の調理の負担を減らすことができます。1食分ずつ小分けにしやすい、離乳食用のフリージング製氷皿があると便利です。フタ付きのものであれば、においや乾燥も防ぎやすくなります。
エプロンタイプの調理器具セット
裏ごし器やおろし器、しぼり器などが一つにまとまった、離乳食調理セットも便利なアイテムです。長く使うものなので、パーツが洗いやすい素材かどうかも選ぶ際のポイントになります。
離乳食中期〜後期(生後7ヶ月〜1歳頃)に必要な調理グッズ

離乳食が進み、食材の形状が「みじん切り」「小さめの角切り」などに変化していく時期には、以下のようなグッズも役立ちます。
フードプロセッサー・ブレンダー
食材をまとめて刻んだり、ペースト状にしたりする作業を時短できるアイテムです。離乳食用の少量調理に対応したコンパクトなモデルも多く販売されています。毎日の調理の負担を減らしたい方は、検討してみるとよいでしょう。
移し替え用の小鍋・小さめのフライパン
大人の食事から取り分けて調理する機会が増えてくるこの時期は、少量調理に適した小さめの鍋やフライパンがあると重宝します。
離乳食用食器の選び方のポイント

離乳食用の食器を選ぶ際は、以下のようなポイントを意識してみてください。
素材で選ぶ
- プラスチック製:軽くて割れにくく、扱いやすいのが特徴です。持ち運びにも向いています
- メラミン製:プラスチックに似た質感で、割れにくく耐熱性にも優れています
- シリコン製:柔らかく吸盤付きのものも多く、食器をひっくり返されにくいというメリットがあります
- 陶磁器・ガラス製:見た目がおしゃれで大人になっても長く使えますが、割れやすいため、赤ちゃんが自分で持つようになる時期には注意が必要です
初期の頃は、パパやママが食べさせてあげることがほとんどのため、素材はそれほど気にしなくても問題ありません。赤ちゃんが自分で食器を持つようになる時期を見据えて、割れにくい・軽い素材を選んでおくと、長く安心して使うことができます。
形状で選ぶ
- 仕切り付きプレート:おかず・主食・副菜を分けて盛り付けられ、食材が混ざりにくいのが特徴です
- お椀タイプ:おかゆやスープなど、汁気のあるメニューに使いやすい形状です
- 吸盤付き食器:赤ちゃんが自分で食べる練習を始める時期に、食器がひっくり返るのを防ぎやすくなります
サイズで選ぶ
離乳食初期はごく少量からのスタートになるため、小さめのサイズの食器から揃えるのがおすすめです。成長とともに食べる量が増えてきたら、大きめのサイズに買い足していくとよいでしょう。
カトラリー(スプーン・フォーク)の選び方

離乳食用のスプーンやフォークにも、月齢に合わせた選び方のポイントがあります。
- 離乳食初期:口当たりのやさしいシリコン製の小さめスプーンが多く選ばれています
- 離乳食中期以降:赤ちゃんが自分でスプーンを持つ練習を始める時期には、握りやすい太めの持ち手のものがおすすめです
- 手づかみ食べの時期:フォークの先が丸く、安全に配慮された作りのものを選びましょう
パパやママが食べさせるための「フィーディングスプーン」と、赤ちゃんが自分で使う練習用のスプーンを分けて用意しておくと、それぞれの場面で使いやすくなります。
お出かけ時に便利な離乳食グッズ

外出先で離乳食を食べさせる機会が増えてきたら、以下のようなグッズも用意しておくと安心です。
- 持ち運び用の密閉フードケース:手作りの離乳食を衛生的に持ち運べます
- 使い捨てタイプの食事用エプロン:外出先での後片付けの手間を減らせます
- 携帯用のカトラリーケース:スプーンやフォークを衛生的に持ち歩けます
離乳食グッズを選ぶときの注意点

赤ちゃんの口に直接触れるアイテムのため、以下の点にも気を配って選ぶと安心です。
- 塗料や素材が、口に入れても安全なものであるか確認する
- 電子レンジ・食洗機に対応しているか、お手入れのしやすさも確認する
- パーツが多いものは、洗浄・消毒のしやすさも考慮する
購入前にパッケージの表示をよく確認し、赤ちゃんの月齢に対応した製品かどうかもチェックしておきましょう。
手づかみ食べの時期に役立つグッズ

生後9ヶ月頃から1歳前後にかけて、赤ちゃんが自分の手で食べ物をつかんで口に運ぶ「手づかみ食べ」を始める時期がやってきます。この時期には、以下のようなグッズも用意しておくと安心です。
- お食事エプロン(袖付き・ポケット付き):食べこぼしをキャッチしやすい、立体的なポケット付きのものが人気です
- シリコン製ランチョンマット:テーブルや床への食べこぼし対策として活用できます
- 持ちやすい形状のスティック野菜・パン用のトレー:手づかみしやすい形に食材を並べて提供できます
手づかみ食べは、赤ちゃんにとって食材の感触や大きさを学ぶ大切な経験です。周囲が汚れることを気にしすぎず、練習の機会として見守ってあげられるとよいでしょう。
兄弟姉妹がいる場合の食器選びの工夫

上の子がいるご家庭では、下の子の離乳食用の食器と、上の子の食器を混同しないよう、色や柄で分けておくと管理がしやすくなります。また、上の子が使っていた食器のうち、状態のよいものは下の子にも活用できる場合があります。ただし、破損がないか、衛生的に問題がないかは事前に確認しておきましょう。
離乳食グッズの購入時期の目安

離乳食グッズは、離乳食が始まる1ヶ月ほど前を目安に、少しずつ揃え始めるとよいでしょう。すべてを一度に購入する必要はなく、初期に必要な最低限のアイテムから用意し、赤ちゃんの成長やメニューの変化に合わせて買い足していく方法がおすすめです。
出産準備品と一緒に早々に揃えておく方もいますが、実際に使ってみないと使い勝手が分からない部分も多いため、まずは基本的なアイテムからスタートし、必要に応じて買い足していくのがよいでしょう。
長く使えるアイテムを選ぶという視点も

離乳食期は限られた期間ですが、食器やカトラリーの中には、幼児食に移行した後も引き続き使えるデザインのものもあります。長く使えるアイテムを選んでおくことで、買い替えの手間や費用を抑えられるというメリットもあります。
購入前に、対象年齢の目安や、成長後も使い続けられそうなデザインかどうかを確認しておくと、無駄なく活用することができるでしょう。
お気に入りのグッズが食事の時間を楽しくする

赤ちゃんが自分の食器やスプーンに愛着を持てるよう、好きなキャラクターやカラーのアイテムを選ぶことも、食事の時間を楽しいものにする工夫のひとつです。「これは自分の食器」という感覚を持てることで、食事への興味や意欲につながることもあります。
離乳食期は、栄養面だけでなく、食べることの楽しさを育む大切な時期でもあります。グッズ選びを通じて、赤ちゃんと一緒に食事の時間を楽しんでいけるとよいですね。
収納方法もあわせて考えておこう

離乳食グッズは細かいパーツが多く、気づくとキッチンの収納スペースを圧迫してしまうこともあります。専用の収納ケースやカゴを用意し、離乳食グッズをまとめて管理できるようにしておくと、毎日の調理や後片付けがスムーズになります。
月齢が進んでグッズを使わなくなったタイミングで、そのつど見直しながら整理していくことも、無理なく育児グッズと付き合っていくコツのひとつです。
実際に使ってみて分かることもある

カタログやレビューだけでは分からない使い勝手も多くあります。まずは必要最低限のアイテムから試してみて、実際に使いながら「これは便利」「これは使わなかった」と感じたことを踏まえて、少しずつ買い足していく方法も現実的です。育児用品店の店頭で実物を手に取り、サイズ感や素材の感触を確認してから購入するのもおすすめです。
まとめ

離乳食用の食器・調理グッズは、赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合に合わせて、少しずつ揃えていくのがおすすめです。まずは初期に最低限必要なものから用意し、成長とともに必要なアイテムを買い足していくことで、無理なく離乳食のスタートを迎えることができます。
素材や形状、お手入れのしやすさなど、いくつかのポイントを踏まえながら、ご家庭のライフスタイルに合ったグッズを選んでみてください。
提供:株式会社SANSHIN
















