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公開日時:2018年12月10日 最終更新日:2019/09/03

ヘアケアとスカルプケアの基礎知識。シャンプーとトリートメントの役割

ヘアケアとスカルプケアの基礎知識。シャンプーとトリートメントの役割

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世間では頭に関するケア全般をヘアケアと呼ぶことが多いですが、正確には頭皮ケアを意味するスカルプケアと髪のケアを意味するヘアケアに分かれます。

分けて考えることでシャンプーやトリートメントの本来の役割について理解しやすくなります。

ここではヘアケアとスカルプケアの基礎知識やシャンプー・トリートメントの役割について説明しますので是非参考にしてみてください。

頭皮と髪の関係性について

頭皮と髪の関係性について
女性の皆様は美しく健やかな髪に憧れを抱き、そのために様々なアプローチで髪のお手入れをされていることと思います。

例えば、ヘアトリートメントやヘアパック、アウトバストリートメント、ヘアオイル、美容室での本格的なヘアトリートメント等に注力されていることでしょう。

ですが、美しく健やかな髪を手に入れるために最も意識すべきなのは頭皮環境です。

頭皮と髪の関係は、土壌と作物・植物のような関係であり、良い作物や綺麗な植物を育てる際に土壌に水や肥料を与えるのと同じように、頭皮環境を整えることによって初めて美しく健やかな髪が育つようになります。

頭皮を無視して髪だけにアプローチをしても十分な効果は得られないでしょう。

「畑を耕したり、雑草を抜いたり、水を撒いたり、肥料を与える」というのは、「頭皮の汚れ落としやマッサージによる血行促進、そして保湿ケア、また食生活の見直し」のようなものです。

頭皮が不潔だったり、血行不良だったり、乾燥していたりすると、髪を育てるのに必要な栄養が不足し、髪が細くなったり、パサついたり、抜け毛が増えたりなど髪のトラブルにつながります。

髪のトラブルを抱えていて、美しくハリ・コシ・ツヤのある髪を手に入れたいと願うのであれば、大前提として頭皮のケア、つまりスカルプケアが必要となります。

シャンプーの主な目的はスカルプケア

シャンプーの主な目的はスカルプケア
シャンプーは洗髪に使用される洗浄剤のことですが、その役割は髪や頭皮に付着した汚れを洗い流すことです。

シャンプーの大半は水でできており、水の次に多く含まれるのが洗浄成分である界面活性剤です。

界面活性剤と聞くと体に悪いもの、危険なものという印象を持つ方も多いかもしれませんが、界面活性剤というのは例えば水と油のようにそのままでは混ざらないような物質の界面に作用し混ぜ合わせる(界面活性作用)ことができるような成分を指します。

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界面活性剤とは?

自然界においても大豆や卵にレシチンといった天然の界面活性剤が存在し、マヨネーズなどの食品作りにも利用されています。

どうしてシャンプーに界面活性剤が配合されているのかというと、皮脂汚れを洗い流すためです。

皮脂以外の汗や垢、髪についた埃など髪の汚れの大半は入浴時にしっかりと温かいシャワーで洗うことで、ある程度落とすことができます。
皮脂もお肌の保湿や保護に役立ちますので、不要というわけではありませんが、分泌されてから時間が経つと酸化したり、放置することで毛穴に詰まり、頭皮トラブルの元となります。

皮脂は通常であれば、時間経過とともに分泌され元通りとなりますので、シャンプーを使って洗い流しても問題ありません。

シャンプーを使って頭を洗う際には頭皮をマッサージするように洗い、しっかりと毛穴や頭皮に溜まった皮脂、汗・垢・雑菌、髪に付いた埃などを洗い流すことが大切です。

頭皮環境を一旦リセットし、汚れのない清潔な状態に導くためにシャンプーが必要となります。
髪の汚れ落としの役割もありますが、頭皮環境を清潔な状態へと導くスカルプケアがシャンプーの主な目的となります。

トリートメントの目的は髪を健やかに整え補修するヘアケア

トリートメントの目的は髪を健やかに整え補修するヘアケア
トリートメントは保湿や補修などによって髪を健やかに整えることを目的に使用します。

シャンプーで頭皮や髪についた汚れをしっかりと洗い流し、清潔な状態にしたうえで髪にトリートメントを使うことで髪の状態を整えます。

髪というのは肌の角層が変化してできたものです。死んだ細胞が集まって作られており自ら修復することはできません。

お肌の場合は表皮の基底層で作られた細胞が肌表面の角質層まで押し上げられ垢となって剥がれ落ちるというターンオーバーを繰り返していますが、髪の場合は毛根で作られた細胞が髪が抜け落ちるまで積み上げられていくことになりますので、抜け落ちない限り、肌のように新たな細胞に生まれ変わるといったことはありません。

お肌の場合は傷ついたり、乾燥したりしてもターンオーバーによって次々と新たな細胞に生まれ変わりますが、傷んだ髪は、特に何もしなければ傷ついたままです。

そのため、トリートメントで髪の質感を整えたり、補修したりを考えるよりも、まず髪そのものにダメージをなるべく与えないことを考えなければなりません。
日々頭皮環境を健やかな状態に整えていれば、髪が毛根で作られる際には綺麗な状態で作られますので、その状態を維持することによって美しい髪を保つことができるからです。

しかしながら、日々生活をしていれば、髪には様々な負担が掛かります。
洗髪時の髪の摩擦、ドライヤーの熱、寝ている間の枕との摩擦、外出時の紫外線、美容室でのヘアカラーやヘアパーマなどによってダメージを受けるなど、全く髪に負担を与えないまま過ごすことはまず不可能です。

そこでトリートメントを使って髪の内部や髪表面にあるキューティクルをケアしてあげます。
つまり、トリートメントはヘアケアのために使用します。

ヘアケアとスカルプケアについてのまとめ

ヘアケアとスカルプケアについてのまとめ
これまでお伝えしてきたように、シャンプーとトリートメントには、

  • シャンプー:主にスカルプケア
  • トリートメント:ヘアケア

といった役割があります。

美しい髪を手に入れ、維持したいのであれば、髪の土台となっている頭皮のケアを行い、頭皮環境を整えることが大切です。

頭皮環境を整えてあげることで太くハリ・コシ・ツヤのある美しい髪を育てる準備ができます。

頭皮環境を整える際にポイントとなるのは毛穴の汚れを落とすことです。
毛穴に皮脂をはじめとする汚れが詰まっていると髪の成長の妨げとなります。

スカルプケアとして洗髪時には爪を立てず、指の腹で頭皮をマッサージするようにシャンプーを使い、頭皮の毛穴汚れを落とし、ヘアケアとしてトリートメントで日々ダメージが蓄積しがちな髪の状態を整え、補修してあげましょう。

古家後健太

この記事を書いた人

古家後健太

化粧品成分検定1級合格(化粧品成分上級スペシャリスト)。ベビースキンケアと子育て情報の育児メディア『マンビーノ(mambino)』運営責任者。株式会社SANSHIN代表取締役。赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、赤ちゃんこそスキンケアが必要なのがわかります。ですが実際はベビースキンケアの重要性は世間にあまり浸透していませんでした。赤ちゃんのお肌をトラブルから守るためには、しっかりと赤ちゃんのお肌に必要なケアを広める必要があると思い、2014年にオリジナルベビースキンケアブランド「Dolci Bolle(ドルチボーレ)」を立ち上げました。子供のお肌を守りたいというママやパパの想いに寄り添う化粧品をお届けします。
化粧品成分上級スペシャリスト認定書
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