公開日時:2020年4月23日 最終更新日:2021/08/27
ベビーローションは髪に使っても良いの?
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ベビーローションは乾燥しやすくデリケートな赤ちゃんのお肌をやさしく保湿してくれる赤ちゃん用保湿化粧品の一つです。
そんなベビーローションですが、赤ちゃんから大人までお肌の保湿に使えるだけでなく、髪のお手入れにもおすすめとの噂があります。
ベビーローションは髪に使えるという噂は本当なのか?髪に使うメリットやデメリットについてもご紹介します。
ベビーローションは髪に使える?
ベビーローションを髪に使えるかというと、もちろん使えます。
使えますが、髪のケアに最適かというと少し疑問があります。
なぜなら、ベビーローションは髪ではなくお肌の保湿を目的に作られており、お肌のケアに必要な成分で構成されているからです。
お肌というのは、ターンオーバーによって表皮が日々生まれ変わっています。
一方、髪は一度作られた後は伸びていっている最中に生まれ変わるといったことはありません。
スキンケアというのはストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどによって、揺らぎがちなお肌の調子をサポートするために行います。
日々の様々な要因で健やかなお肌が作られない場合、バリア機能が低下し、お肌の乾燥やトラブルを招きやすくなります。
お肌の表面をベビーローションで保湿することでお肌に潤いを与え、肌の表面を油分で多い、バリア機能をサポートすることができます。
髪の場合は基本的に傷む一方です。
仮にベビーローションでヘアケアをしたとしても、髪自体の状態が良くなることはありません。
ですが、ベビーローションで保湿することで髪に潤いを与え、髪表面を油分で覆うことで摩擦などによる髪への負担を軽減することにはつながります。
そのため、ベビーローションによる髪のケアは全く意味がないわけではありません。
ですが、おすすめとまで言えない理由はベビーローションには洗い流さないヘアトリートメント(アウトバストリートメント)などのヘアケア専用化粧品とは特徴が異なるからです。
ベビーローションとアウトバストリートメントは何が違う?
肌と髪というのはどちらもタンパク質でできていることには違いはありませんが、タンパク質の種類が異なります。
髪は硬いケラチンタンパク質、お肌は柔らかいタンパク質でできています。
ベビーローションの場合はお肌の保湿が目的なので、お肌に潤いをもたらし、お肌の表面を油分で覆う成分が配合されています。
アウトバストリートメントの場合は、髪のケアが目的なので、潤いや油分だけでなく、毛髪補修を目的とした成分などが配合されていることが多いです。
髪は肌と違って勝手に傷みが消えたりなどはしませんので、髪の状態を改善しようとすると毛髪補修成分などで整えてあげる必要があります。
髪と肌の違いによってベビーローションとアウトバストリートメントでは配合成分が多少異なっています。
ベビーローションを髪に使うメリット・デメリット
ベビーローションを髪に使う場合のメリットとデメリットは下記の通りです。
- メリット:髪に潤いを与え、油分(オイル成分)で髪の質感を整え、ダメージを軽減
- デメリット:特になし
デメリットといえることは特にありませんので、髪のパサつきが気になる場合などに、アウトバストリートメントやヘアオイルなどの代用としてベビーローションを活用するのは良いと思います。
ベビーローションで髪自体の状態を改善することはできませんが、指通りを良くしたり、しっとりとした感じをもたらしてくれ、摩擦によるダメージなどの軽減にも役立ちます。
まとめ
ベビーローションは髪にもおすすめとの噂がありますが、髪にはもちろん使えますし、特にデメリットもないため、活用することは良いですが、髪のケアのために作られてた商品ではなく、ヘアケア専用のアウトバストリートメントなどに比べるとヘアケア力では適いません。
ベビーローションは赤ちゃんのお肌を考慮したやさしい成分で構成されていることが多いため、髪もやさしく保湿できます。
我が子のお肌の保湿ケアがてらご自身の髪のパサつき対策やツヤ出しなどを行いたい場合にベビーローションをアウトバストリートメント代わりに使用されてはいかがでしょうか?
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