公開日時:2026年8月17日
お食い初め・お宮参り|意外と知らない基本マナーと準備

赤ちゃんが生まれると、お宮参りやお食い初めといった伝統的な行事を迎える機会があります。「聞いたことはあるけれど、具体的に何をすればいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、お宮参りとお食い初めの基本的な意味と、準備しておきたいことについてご紹介します。
お宮参りとは

お宮参りとは、赤ちゃんが生まれたことを地域の神社に報告し、健やかな成長を祈願する行事です。古くから伝わる風習で、地域によって時期や作法に多少の違いがあります。
お宮参りの時期の目安
一般的には、生後1ヶ月前後(男の子は生後31日目、女の子は生後32日目頃を目安とする地域が多いようです)に行われることが多いとされています。ただし、これはあくまで目安であり、赤ちゃんやママの体調、天候などを考慮して、時期をずらすご家庭も多くあります。
お宮参りの服装
赤ちゃんは、白羽二重の内着に、祝い着(掛け着)を羽織らせるのが伝統的なスタイルとされています。近年では、ベビードレスやロンパースなど、洋装で参拝するご家庭も増えています。ママやパパの服装は、フォーマルすぎず、かといってカジュアルすぎない、セミフォーマルな服装を選ぶ方が多いようです。
お宮参りの準備
- 参拝する神社を決め、必要であれば祈祷の予約をする
- 赤ちゃんの祝い着やベビードレスを用意する(レンタルも可能)
- 記念撮影の予定があれば、写真館の予約をしておく
- 赤ちゃんの体調に合わせて、無理のないスケジュールを組む
赤ちゃんの体調やママの回復状況を最優先に考え、無理のない範囲で計画することが大切です。
お食い初めとは

お食い初めとは、赤ちゃんが「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行う、生後100日前後を目安に行われる行事です。「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれます。
お食い初めの時期の目安
生後100日〜120日頃を目安に行うご家庭が多いですが、これも絶対的な決まりではなく、赤ちゃんの体調や家族の都合に合わせて時期を調整して問題ありません。
お食い初めの献立
伝統的には、一汁三菜の祝い膳(赤飯、汁物、煮物、香の物、焼き魚など)に、歯固めの石を添えるのが基本とされています。実際に赤ちゃんが食べるわけではなく、食べさせる真似をする儀式的な意味合いが強い行事です。
お食い初めの進め方
一般的には、その場にいる年長者(祖父母など)が「養い親」となり、赤ちゃんに料理を食べさせる真似をします。地域によって作法が異なる場合もあるため、詳しい進め方は家族に確認しておくと安心です。
お食い初めの準備
- 祝い膳を手作りするか、仕出しや外食での対応を検討する
- 歯固めの石を用意する(神社で借りられる場合や、通販で購入できる場合もあります)
- 記念に残る食器(お食い初め用の漆器など)を用意するご家庭もあります
行事を通じて大切にしたいこと

お宮参りやお食い初めは、細かい作法よりも、赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちを形にする行事です。
地域や家庭によって考え方や作法が異なることも多いため、両家の祖父母とも事前に相談しながら、無理のない形で進めていくとよいでしょう。
すべてを伝統通りに行う必要はなく、家族の状況に合わせてアレンジすることも珍しくありません。大切なのは、赤ちゃんの誕生を家族みんなで祝う気持ちです。
行事の準備で気をつけたいポイント

赤ちゃんの体調を最優先に
行事の日程は、赤ちゃんの体調やその日のコンディションを最優先に決めましょう。
無理に予定通り進めようとせず、体調が優れないときは日程をずらす柔軟さも大切です。
家族間でのすり合わせ
両家の祖父母を招く場合は、日程や費用の分担、参加人数などについて、事前にすり合わせておくとスムーズです。
誰がどこまで準備するか、費用はどう分担するかなど、具体的に話し合っておきましょう。
写真や記録を残しておく
行事の様子を写真や動画で記録しておくことで、後から振り返る楽しみが生まれます。
プロのカメラマンに依頼する、家族で撮影するなど、ご家庭に合った形で記念を残しておくとよいでしょう。
お宮参り・お食い初めに関するよくある質問

赤ちゃんの体調が悪いときはどうする?
無理に予定通り行う必要はありません。
赤ちゃんの体調を最優先に考え、日程を調整するか、簡略化して行うことも選択肢のひとつです。
レンタルでの衣装や食器の準備は可能?
近年は、祝い着やお食い初め用の食器をレンタルできるサービスも増えています。
購入すると使用期間が短いアイテムも多いため、レンタルを活用することでコストを抑えることもできます。
自宅で行っても問題ない?
神社への参拝が難しい場合、写真だけ神社で撮影して行事自体は自宅で行うなど、状況に応じたアレンジをするご家庭も増えています。
形式にこだわりすぎず、無理のない形で行うことが大切です。
お宮参り・お食い初めの費用の目安

お宮参りの祈祷料は、神社によって異なりますが、5千円〜1万円程度を目安としているところが多いようです。
お食い初めの祝い膳は、手作りする場合と、仕出しや外食を利用する場合とで、費用に幅があります。事前に予算を決めておくと、準備がスムーズに進みやすくなります。
遠方の祖父母を招く場合の配慮

お宮参りやお食い初めに遠方の祖父母を招く場合は、日程の調整や交通手段について、早めに相談しておくことが大切です。
オンラインで参加してもらう、後日改めて写真や動画を共有するといった形で、無理なく気持ちを共有する方法もあります。
双子・多胎児のお祝いの進め方

双子や多胎児の場合、お宮参りやお食い初めの準備がより大変になることもあります。
祝い着や祝い膳をそれぞれ用意する必要があるため、レンタルサービスなどを活用しながら、無理のない範囲で準備を進めるとよいでしょう。
行事を身近に感じるための工夫

伝統的な行事に堅苦しさを感じる方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの成長を祝う気持ちを大切にしながら、家庭に合った形にアレンジすることで、より身近に楽しめる行事にすることができます。形式にとらわれず、家族らしいスタイルを見つけていきましょう。
記念写真の残し方の選択肢

お宮参りやお食い初めの記念写真は、写真スタジオでの撮影、出張カメラマンの依頼、家族での手作り撮影など、さまざまな方法があります。
予算やこだわりに応じて、無理のない方法を選んでみてください。
行事にかかる準備期間の目安

お宮参りやお食い初めは、当日までに祝い着の手配や撮影の予約など、事前の準備が必要になることが多くあります。
特に人気のスタジオやカメラマンは予約が埋まりやすいため、1〜2ヶ月前を目安に準備を始めるとよいでしょう。
行事を通じた家族の絆づくり

お宮参りやお食い初めは、両家の祖父母が顔を合わせるよい機会にもなります。
赤ちゃんの誕生を通じて、家族の輪が広がっていく様子を、大切な思い出として残していけるとよいですね。
行事の記録をアルバムにまとめる

お宮参りやお食い初めの写真は、その後の行事(七五三など)の記録とあわせてアルバムにまとめておくと、赤ちゃんの成長を振り返る特別な一冊になります。
デジタルデータだけでなく、印刷して形に残しておくのもおすすめです。
地域による作法の違いへの向き合い方

お宮参りやお食い初めの作法は、地域によって細かい違いがあることも珍しくありません。
パパとママの出身地が異なる場合、それぞれの家庭の作法にズレが生じることもあります。
どちらかに合わせるか、両方を取り入れるかなど、事前に話し合っておくことで、当日の混乱を防ぐことができます。
行事を簡略化する選択肢

すべての行事を伝統通りに行うことが難しい場合、写真だけ残す、家族だけで簡単に祝うなど、簡略化した形で行うご家庭も増えています。
大切なのは形式ではなく、赤ちゃんの成長を祝う気持ちであることを忘れずに、無理のない範囲で取り組んでいきましょう。
記念品としての手形・足形アイテム

お食い初めやお宮参りのタイミングで、手形・足形を記念品として残すご家庭もあります。
行事の思い出とあわせて、成長の記録として活用できます。小さな手や足の記録は、後から見返したときに特別な思い出になるはずです。
行事の日取りを決める際の考え方

六曜(大安・友引など)を気にされるご家庭もありますが、絶対的な決まりはありません。
家族の都合や赤ちゃんの体調を優先して、無理のない日取りを選ぶとよいでしょう。
兄弟がいる場合の行事参加の工夫

上の子がいる場合、行事に飽きてしまわないよう、簡単な役割を与えたり、休憩時間を挟んだりする工夫をすることで、家族みんなが楽しめる行事にすることができます。
行事後の体調管理にも配慮を

慣れない外出やイベントの後は、赤ちゃんも疲れが出やすくなります。行事の翌日はゆったりと過ごせるスケジュールを組んでおくと安心です。
行事の翌日はゆったりと過ごせるスケジュールを組んでおくと安心です。無理のない計画で、思い出に残る一日にしていきましょう。
まとめ

お宮参りやお食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長を願う、日本に古くから伝わる大切な行事です。
時期や作法には地域による違いもあるため、家族と相談しながら、無理のない範囲で準備を進めていきましょう。
形式にとらわれすぎず、赤ちゃんの誕生を家族みんなで喜び合う気持ちを大切に、それぞれのご家庭らしい形で行事を迎えてください。
提供:株式会社SANSHIN
















