公開日時:2026年9月6日 最終更新日:2026/08/14
お風呂で泣く赤ちゃん|よくある原因と対処のヒント

これまで機嫌よくお風呂に入っていた赤ちゃんが、ある日突然お風呂で泣くようになる――。
多くのご家庭が経験するこの悩みに、「何が原因なんだろう」「毎日のことだから正直つらい」と感じる方も少なくありません。
今回は、赤ちゃんがお風呂で泣いてしまうよくある原因と、対処のヒントについてご紹介します。
お風呂を嫌がる赤ちゃんは珍しくない

お風呂で泣いてしまう赤ちゃんは、決して珍しい存在ではありません。
月齢によって理由はさまざまですが、多くの赤ちゃんが一度は経験する時期があると言われています。
「うちの子だけ」と思わず、まずは「よくあることなんだ」と気持ちを軽くしてみてください。
お風呂で泣いてしまう主な原因

お湯の温度が合っていない
熱すぎる、あるいはぬるすぎるお湯は、赤ちゃんにとって不快に感じられることがあります。
季節によって適切な温度は変わるため、こまめに温度を確認する習慣をつけておきましょう。
裸になることへの不安
服を脱ぐことで感じる、心もとない感覚が苦手な赤ちゃんもいます。
特に新生児期から乳児期にかけては、裸になること自体に不安を感じやすいと言われています。
沐浴からお風呂への移行時期
ベビーバスでの沐浴から、大人と同じ浴槽での入浴に切り替わるタイミングで、環境の変化に戸惑い、泣いてしまう赤ちゃんもいます。
耳や顔にお湯がかかることへの抵抗
洗髪時に耳や顔にお湯がかかることを嫌がる赤ちゃんは多く見られます。
感覚が敏感な時期は、こうした刺激に強く反応することがあります。
眠気や空腹などのタイミングの問題
お風呂の時間が、赤ちゃんの眠くなる時間や、お腹が空く時間と重なっていると、機嫌が悪くなりやすいことがあります。
環境の変化への敏感さ
浴室の音の反響、照明の眩しさ、シャワーの水流の音など、赤ちゃんにとって慣れない刺激が多い環境が、不安につながることもあります。
お風呂で泣く赤ちゃんへの対処法

お湯の温度をこまめに確認する
季節や体調に応じて、38〜40度程度を目安に、赤ちゃんが心地よく感じる温度を探ってみましょう。
温度計を使って正確に確認する習慣もおすすめです。
声をかけながら入浴する
「お湯に入るよ」「気持ちいいね」など、優しく声をかけながら進めることで、赤ちゃんが安心しやすくなります。
歌を歌いながら入浴するのも、リラックスにつながる方法のひとつです。
タオルで包んでから浴槽に入れる
裸になることへの不安が強い赤ちゃんには、薄手のタオルで体を包んだ状態で浴槽に入れ、少しずつタオルを外していくという方法もあります。
耳を優しく押さえながら洗髪する
洗髪の際は、赤ちゃんの耳を軽く手で押さえることで、耳に水が入る不快感を軽減できます。
洗髪用のシャワーキャップやヘッドバンドを活用する方法もあります。
入浴のタイミングを見直す
眠くなる前や、お腹が空きすぎる前など、赤ちゃんの機嫌がよいタイミングを見計らって入浴の時間を調整してみましょう。
お気に入りのグッズを取り入れる
お風呂用のおもちゃや、防水絵本などを取り入れることで、お風呂の時間を楽しい遊びの時間として認識できるようになることがあります。
パパやママの気持ちも大切に

毎日のお風呂で泣かれ続けると、入浴させる側も疲れてしまうことがあります。
無理に完璧な入浴タイムを目指さず、「今日はここまでできればOK」というくらいの気持ちで向き合うことも大切です。
パートナーと交代で入浴を担当する、時には短時間で済ませるなど、無理のない工夫を取り入れながら乗り切っていきましょう。
お風呂で泣く赤ちゃんに関するよくある質問

いつ頃泣かなくなる?
赤ちゃんによって時期はさまざまですが、月齢が進み、お風呂の流れに慣れてくるにつれて落ち着いていくことが多いようです。
数ヶ月単位で様子が変わることも珍しくありません。
沐浴からお風呂に切り替えるタイミングはいつ?
一般的には、生後1ヶ月健診で問題がないと判断された後から、大人と一緒のお風呂に切り替えるご家庭が多いようです。
切り替え後にお風呂を嫌がるようになった場合は、しばらく沐浴に近いスタイル(浴槽内でベビーバスを使うなど)に戻す方法もあります。
毎回泣くのでお風呂の回数を減らしてもいい?
清潔を保つ観点からは、こまめな入浴が望ましいとされていますが、体調や状況に応じて、蒸しタオルで体を拭くなどの代替方法を取り入れることも可能です。
心配な場合は、小児科や乳児健診の際に相談してみましょう。
兄弟姉妹と一緒のお風呂での工夫

上の子と一緒にお風呂に入る場合、上の子が楽しそうに入浴する様子を見せることで、下の子の不安が和らぐこともあります。
きょうだいでのお風呂タイムを、遊びの延長として楽しめるよう工夫してみましょう。
季節による入浴の工夫

冬場は浴室と脱衣所の温度差が大きく、寒さが不快感につながることがあります。
暖房器具を使って脱衣所を温めておく、お湯につかる時間を調整するなど、季節に応じた対策を取り入れましょう。
夏場は逆に、のぼせやすくならないよう、入浴時間を短めにする配慮も必要です。
パパの入浴デビューのコツ

パパが入浴を担当する場合、慣れないうちは特に赤ちゃんが泣いてしまうこともあります。
ママが見守る中で練習する機会を作る、洗い方の手順を事前に確認しておくなど、少しずつ慣れていく工夫をしてみましょう。
お風呂を楽しい時間に変えるヒント

歌を歌いながら入浴する、お風呂用のおもちゃで遊ぶ時間を作るなど、お風呂そのものを楽しい遊びの時間として演出することで、少しずつ苦手意識を減らしていくことができます。
焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて工夫を重ねていきましょう。
沐浴時代からの移行をスムーズにする工夫

沐浴からお風呂への移行期は、環境の変化に戸惑う赤ちゃんが多い時期です。
移行の際は、ベビーバスを浴槽の中に置いて段階的に慣らす、最初は短時間だけ大人と一緒に入るなど、徐々に慣れさせる工夫を取り入れると、スムーズに移行しやすくなります。
お風呂を嫌がる時期の入浴頻度の考え方

毎日泣かれることが続くと、入浴自体が憂うつに感じられることもあります。
皮膚の清潔を保つことは大切ですが、体調や状況によっては、蒸しタオルで体を拭くなどの代替方法を組み合わせながら、無理のないペースで対応することも選択肢のひとつです。
家族で入浴担当を分担する

お風呂での対応に疲れを感じたときは、パパとママで入浴担当を交代する、あるいは日によって担当を分けるなど、家族で分担することで、精神的な負担を軽減することができます。
泣いても短時間で切り上げる判断も大切に

どうしても泣き止まない日は、無理に丁寧に洗おうとせず、必要な部分だけ手早く済ませて切り上げる判断も大切です。
赤ちゃんにとっても保護者にとっても、無理のない範囲で入浴を続けることを優先しましょう。
入浴剤やおもちゃで気分転換を図る

赤ちゃん用の入浴剤や、色が変わるお風呂用のおもちゃなどを取り入れることで、お風呂の時間に新鮮さや楽しさを加えることができます。
ただし、赤ちゃんの肌に合うかどうか、使用前に確認しながら取り入れてみてください。
記録をつけて泣く原因を探る

お風呂で泣くタイミングや状況を簡単にメモしておくと、原因を特定しやすくなることがあります。
「洗髪のときだけ泣く」「浴槽に入れる瞬間に泣く」など、パターンが見えてくれば、対策も立てやすくなるでしょう。
少しずつ、親子でお風呂タイムに慣れていってください。
兄弟で入浴時間をずらす選択肢

どうしても一緒の入浴が難しい場合、上の子と下の子で入浴時間をずらすという方法もあります。
それぞれのペースに合わせて対応できるため、負担を感じる場合は検討してみてください。
無理に一緒にしようとせず、それぞれの子どもに合った入浴スタイルを見つけていきましょう。
入浴前のスキンシップで安心感を高める

お風呂に入る前に、抱っこや軽いマッサージでスキンシップを取ることで、赤ちゃんの気持ちが落ち着き、入浴への抵抗感が和らぐこともあります。
短期間で終わる時期だと知っておく安心感

多くのご家庭が経験するお風呂の悩みは、数週間から数ヶ月で落ち着くことがほとんどです。
今がつらい時期でも、必ず終わりが来ることを心に留めておいてください。
入浴時間帯の見直しも検討を

家族全体のスケジュールを見直し、赤ちゃんが最も機嫌よく過ごせる時間帯に入浴時間を調整することも、有効な対策のひとつです。
赤ちゃんが最も機嫌よく過ごせる時間帯に入浴時間を調整することも、有効な対策のひとつです。
家庭のリズムに合わせて、無理のない時間帯を見つけてみてください。
まとめ

赤ちゃんがお風呂で泣いてしまうことには、温度や環境、発達段階などさまざまな原因が考えられます。
お湯の温度を調整する、声をかけながら進める、お気に入りのグッズを取り入れるなど、できることから少しずつ試してみましょう。
多くの赤ちゃんが通る一時的な時期であることを心に留めながら、無理のないペースでお風呂の時間と向き合っていってください。 多くの赤ちゃんが通る一時的な時期であることを心に留めながら、無理のないペースでお風呂の時間と向き合っていってください。いつか懐かしく振り返る日が来るはずです。
家族みんなで協力しながら、赤ちゃんが安心して過ごせるお風呂タイムを目指していってください。
いつか笑顔でお風呂に入れる日を楽しみに、今できることから取り組んでいきましょう。
お風呂の時間が、親子にとって心地よいひとときになりますように。
ゆったりとした気持ちで、日々のお世話に向き合っていってください。
毎日のお世話、本当にお疲れさまです。
提供:株式会社SANSHIN
















