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公開日時:2018年11月27日 最終更新日:2019/09/18

無添加化粧品とは?選ぶ際に確認すべきポイント

無添加化粧品とは?選ぶ際に確認すべきポイント

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無添加シャンプーや無添加ベビーソープ、無添加洗剤など無添加を掲げている化粧品はたくさんあります。

無添加という言葉には「やさしそう」とか「安全そう」といったイメージを抱きやすく、無添加という言葉が付いていれば安心している方も多いと思います。

ですが、無添加と謳われているかどうかだけを選ぶ際の判断基準にするのはおすすめできません。

ここでは無添加の意味と無添加化粧品を選ぶ際のポイントをご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

本来の無添加化粧品とは?

本来の無添加化粧品とは?
元々の無添加化粧品というのは旧表示指定成分が無添加の化粧品という意味で使われていました。

現在は化粧品の場合、全成分表示が義務付けられていますが、2001年(平成13年)の薬事法改正以前は旧厚生省が定めた「アレルギーを引き起こす可能性のある成分」として102種類の指定成分があり、表示が義務化されていました。

ですが、現在の無添加化粧品は必ずしも旧表示指定成分が無添加の化粧品とは限りません。

現在の無添加化粧品と注意点について

現在の無添加化粧品と注意点について
そもそも「無添加」という言葉はある特定の物質が使用されていないことを表す言葉です。

「この成分が無添加の場合のみ使える表現である」といった決まりはありません。

そのため、よく無添加の対象として挙げられる

  • パラベン
  • ラウリル硫酸Na
  • アルコール
  • 合成香料
  • 合成着色料
  • 鉱物油

といった成分の一部でも無添加の場合、無添加化粧品と謳えることになります。

パラベンだけが無添加で合成香料や合成着色料、アルコールなどが配合されている無添加化粧品と
パラベンも合成香料も合成着色料もアルコールも無添加の無添加化粧品とでは同じ無添加化粧品であっても内容に大きな違いがあります。

多くの方は無添加化粧品というのは肌にとってやさしくて、害となりえる成分が一切入っていない化粧品をイメージされていると思いますが、無添加化粧品は内容が様々なので、無添加という言葉だけで選ぶと失敗してしまう可能性があります。

無添加化粧品は必ずしも皆様が思い描いているイメージ通りではないというのが一番の注意すべきポイントです。

無添加化粧品の正しい選び方

無添加化粧品の正しい選び方
「無添加化粧品」というフレーズを全面に押し出すことで一部の化粧品に詳しい方達は「無添加に騙されてはいけない」と嫌悪感を抱かれていらっしゃる場合もあります。

ですが、無添加化粧品というのは正しくチェックして選ぶことで自分自身の求めるイメージに近い化粧品を見つけ出すのに役立ちます。

無添加化粧品の正しい選び方というのは無添加の対象となっている成分をしっかりと確認することです。

無添加の対象となる成分を確認する際には注意点があります。

それは、単に無添加の対象として掲げられている対象数が多ければ良いというわけではない点です。

具体的例を挙げてみます。

次の①と②が無添加の対象として書かれている化粧品ではどちらの方が無添加の対象成分は多いでしょうか?

①「パラベン」「EDTA-2Na」「安息香酸Na」「ラウリル硫酸Na」「セタノール」「PG」「TEA」
②「旧表示指定成分」「アルコール」「合成香料」

素直に無添加の対象数を数えると①は7個、②は3個なので、①の方が無添加の対象成分が多いと思いがちです。

ですが、①に記載の成分は全て旧表示指定成分に含まれる成分であり、②で無添加となっている成分の数は①を含む、①以外の旧表示指定成分全てとアルコール、合成香料となり圧倒的に②の方が無添加の対象成分数が多くなります。

①の場合は表記されているパラベンやEDTA-2Naが無添加なのはわかりますが、他の旧表示指定成分であるメチルクロロイソチアゾリノンや酢酸トコフェロールといった成分が無添加なのかどうかまではわかりません。

もちろん全成分全てに目を通せば配合の有無を確認できますが、無添加の対象として記載されている成分の確認だけでは判断できません。

また気を付けていただきたいのは、旧表示指定成分が無添加であれば肌に優しく、害のない化粧品であるというわけではないということです。

旧表示指定成分は1980年と38年も昔に定められたものなので、当時には存在していなかった新たな成分がどんどん出てきています。
化粧品には数十種類の成分が使われており、旧表示指定成分以外にも、アレルギーやお肌にとって負担となりうる成分もあります。

ただ、無添加化粧品を選ぶ際にはより無添加の対象となる成分が多い方が皆様のイメージ通りの無添加化粧品に近づく可能性が高くなるため、無添加化粧品を選ぶ際にはしっかりと無添加の対象となっている成分リストを確認することが大切です。

無添加についてまとめ

無添加についてまとめ
無添加化粧品を選ぶ際には何が無添加になっているのか確認することをおすすめしました。
ではなぜ確認した方が良いのかというとご自身で納得し、安心して使って頂くためです。

皆様が化粧品に対してもっともがっかりされるのはイメージと違った時だと思います。
無添加化粧品に惹かれたということは「肌に優しい化粧品を使いたい」という想いがあってこそだと思いますので、イメージに近い化粧品を選ぶためにも無添加という響きだけで化粧品選びをされることはおすすめしません。

安全について言いますと、そもそも化粧品に使われる成分というのは国が定めた安全の範囲内での使用しか認められていません。
ただ安全の範囲内であってもアレルギーが起こる可能性はありますので、何かの成分にアレルギーを持つ方はご自身にとってのアレルゲンが含まれるかどうかの確認が必要です。

また化粧品に使われる成分によっては配合量に規制があったり、配合が認められていなかったりと国によって定められています。
どうしてそのような定めがあるのかというと、安全に使用できるようにするためです。

ですが、安全の範囲内であることと皆様が安心できるかどうかは別です。
なぜなら例えば、防腐剤として使われ旧表示指定成分でもあるパラベンは防腐効果に優れています。
そのため化粧品の品質維持においてパラベンはとても優秀な成分です。

化粧品も外部から菌などが混入すれば汚染され腐ることもあります。

防腐効果が弱まったとしてもパラベンが無添加の方が安心できる方もいれば、安定した防腐効果がある方が安心できるという方もいらっしゃいます。

お肌も人によって個人差があり、肌が弱い人もいれば、強い人もいらっしゃいますので同じ成分であってもお肌への影響は異なります。
大切なのは自分がどのような化粧品であれば安心して使うことができるのか、選ぼうとしている化粧品は自分のイメージ通りなのか確認することではないでしょうか?

是非「良さそう」というイメージではなく、しっかりと内容を確認し、納得した上で無添加化粧品を選ばれることをおすすめします。

古家後健太

この記事を書いた人

古家後健太

<執筆者プロフィール>
化粧品成分検定1級合格(化粧品成分上級スペシャリスト)。ベビースキンケアと子育て情報の育児メディア『マンビーノ(mambino)』運営責任者。株式会社SANSHIN代表取締役。赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、赤ちゃんこそスキンケアが必要なのがわかります。ですが実際はベビースキンケアの重要性は世間にあまり浸透していませんでした。赤ちゃんのお肌をトラブルから守るためには、しっかりと赤ちゃんのお肌に必要なケアを広める必要があると思い、2014年にオリジナルベビースキンケアブランド「Dolci Bolle(ドルチボーレ)」を立ち上げました。子供のお肌を守りたいというママやパパの想いに寄り添う化粧品をお届けします。
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提供:株式会社SANSHIN

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