• ドルチボーレが考えるベビースキンケアの役割と製品に込めた想い
  • 愛飲者様続出!ドルチボーレのオーガニックルイボスティーの人気の秘密とは?
ドルチボーレのLINE公式アカウントのお友だち登録で300円OFFクーポンプレゼント!登録はこちら

公開日時:2020年5月26日

油と脂何が違う?違いと主に化粧品に使われる代表的成分

油と脂何が違う?違いと主に化粧品に使われる代表的成分

LINEで送る
Pocket

》馬油配合のベビーローションはこちら

油脂(ゆし)という言葉がありますが、油(あぶら)と脂(あぶら)を指します。
あぶらは英語でオイルですね。
では油と脂では何が異なるかご存知でしょうか?

スキンケアには直接関わらない内容かもしれませんが、油と脂の違いと化粧品に使用される代表的油脂成分についてご紹介します。

油と脂の違いとは?

油と脂の違いとは?

油と脂の違いについて早速結論を申し上げます。

  • 油は常温で液体の状態である「あぶら」で脂肪油とも呼ばれる
  • 脂は常温で固体の状態である「あぶら」で脂肪とも呼ばれる

となります。

「あぶら」には3種類あります。

動物由来植物由来鉱物由来です。

動物由来でいうと牛脂や馬油、植物由来でいうとホホバ種子油やシア脂、鉱物由来でいうと石油やミネラルオイルなどがあります。

もちろん「あぶら」成分でも化粧品に配合される成分とそうでない成分があります。
そして、油脂は油性成分の種類の一つです。油性成分には他にも炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、ロウ、エステル油などの種類があります。

ここでは、化粧品に配合されることの多い代表的油性成分についてご紹介します。
ただし、高級脂肪酸・高級アルコール・エステル油は由来で分けることが難しいので、省きます。

化粧品に配合される代表的油性成分

化粧品に配合される代表的油性成分

化粧品に配合されることの多い油性成分を動物由来・植物由来・鉱物由来に分けてご紹介します。

動物由来の油性成分

馬油…[常温で液体]馬の皮下脂肪やタテ髪から得られる油。読み方は「ばあゆ」。ヒトの皮脂に最も近い油なのでスキンケアオイルとしても肌馴染みが良く、浸透性やエモリエント効果があります。お肌の保湿オイルです。


エミュー油…[常温で液体]化粧品に頻繁に使われるわけではありませんが、化粧品に使用される動物由来のあぶら自体が多くない為、ご紹介しておきます。エミューはオーストラリアに生息しているヒクイドリ科の鳥です。エミューの脂肪組織から得られます。オーストラリアの先住民であるアボリジニーが昔から火傷や傷、皮膚炎などの際に利用してきたそうで、ヒトの皮脂にも近い脂肪酸含有バランスで親和性が高い保湿オイルです。


スクワラン…[常温で液体]元々は深海サメの肝油に含まれるスクワレンを水素添加して安定化させて作られていました。ですが、最近はオリーブオイルやコーンなどの植物からも得られるため、植物性スクワランもあります。スクワランの元となるスクワレンはヒトの皮脂にも含まれ、柔軟作用や保湿効果があり、お肌のバリア機能を高めます。スクワランは油脂ではなく、炭化水素に該当します。

植物由来の油性成分

ホホバ種子油…[常温で液体]ホホバの種子から得られる油です。油脂だと思われがちですが、実はロウの一種なのでアクネ菌のエサになりません。ベビーマッサージにも使われることの多いオイルです。保湿効果や肌荒れ防止効果などがあります。お肌への浸透性が良いのでベタベタせずさっぱりした使用感です。7℃を下回る温度下では固まってしまいますので、ホホバオイル100%などの場合は管理場所に注意が必要です。

オリーブ果実油…[常温で液体]オリーブの木の果実から得られる油脂です。炭化水素は水と全く馴染みませんが、油脂は水と少しは馴染みますので、お肌の水分を抱え込み、保水・保湿効果をもたらします。エモリエント効果や肌荒れ防止効果があります。


マカデミア種子油…[常温で液体]マカデミアの種子から得られる油脂です。お肌との親和性が良く、エモリエント効果や保湿効果があります。


アルガニアスピノサ核油…[常温で液体]いわゆるアルガンオイルです。モロッコに生息しているアルガンツリーの種子から得られる油脂です。一昔前にヘアケアオイルとして人気となったオイルです。ビタミンEを豊富に含み、抗老化作用やエモリエント効果・保湿効果があります。


シア脂…[常温(23℃未満)で半固体]いわゆるシアバターです。体温では溶けて液体になります。シアの木の実から得られる油脂です。オレイン酸やステアリン酸を多く含みます。保湿力が高く乾燥からお肌や髪を守ってくれます。抗酸化効果・抗老化効果・エモリエント効果があります。

鉱物由来の油性成分

ミネラルオイル…[常温で液体]いわゆる鉱物油です。ワセリンと同じく石油から得られる成分です。ベビーオイルに使用されることが多いです。サラッとした使い心地で、肌に吸収されにくいため、皮膚表面をしっかりと覆い、お肌の水分が失われることから守ってくれます。保湿・保護力の高いオイルです。特にその他の機能性効果はありません。

まとめ

油と脂の違いについてのまとめ

いかがでしたでしょうか?
油と脂の違いなんて普段あまり意識したことがないことと思います。

また、植物由来の油性成分は全て油脂かというとそういうわけでもありません。

油脂はアクネ菌のエサになりますが、ロウであるホホバオイルはエサにならないなども知っていると化粧品選びの際に役立ちます。

提供:株式会社SANSHIN

この記事が役に立った/参考になったと思ったら共有をお願い致します

LINEで送る
Pocket

関連記事

ベビーソープのドルチボーレ公式通販

公式アカウントで最新情報をお届け中!
お気軽にいいね!やフォローをお願い致します。