公開日時:2026年8月18日 最終更新日:2026/08/06
ベビーベッドは必要?置き方の工夫とレンタルという選択肢

出産準備を進める中で、「ベビーベッドは本当に必要なのだろうか」と悩む方は少なくありません。住宅事情によっては置き場所に困ることもあり、購入すべきかどうか迷ってしまうアイテムのひとつです。
今回は、ベビーベッドが必要とされる理由や、置き方の工夫、レンタルという選択肢についてご紹介します。
ベビーベッドが必要とされる理由

ベビーベッドには、以下のようなメリットがあると言われています。
赤ちゃんの安全な寝る場所を確保できる
大人用の布団やベッドと寝室を共有する場合、大人の寝返りなどによって赤ちゃんに予期せぬ接触が起こる可能性があります。ベビーベッドを使うことで、赤ちゃん専用の安全なスペースを確保しやすくなります。
ペットや上の子との生活空間を分けやすい
ペットを飼っているご家庭や、上の子がいるご家庭では、赤ちゃんが誤って踏まれたり、予期せぬ接触を受けたりするリスクを減らす目的でベビーベッドを活用する方もいます。
大人が腰をかがめずにお世話できる
ベビーベッドは床から一定の高さがあるため、おむつ替えや抱き上げの際に、腰への負担を減らしやすいというメリットもあります。特に帝王切開後など、体への負担を減らしたい時期には助けになることがあります。
ベビーベッドが「なくても大丈夫」と言われる理由

一方で、近年はベビーベッドを使わない、あるいは短期間だけ使用するご家庭も増えています。
- 布団を床に直接敷く「川の字」スタイルで寝る家庭も多い
- 住宅のスペースの都合上、置き場所の確保が難しい
- 赤ちゃんがベビーベッドを嫌がり、結局添い寝になるケースもある
- 使用期間が短く、購入すると割高に感じる場合がある
ベビーベッドを使うかどうかは、住環境や家族の寝室の使い方、育児の考え方によっても変わってきます。「絶対に必要」というものではなく、それぞれのご家庭に合った選択をすることが大切です。
ベビーベッドの置き方の工夫

ベビーベッドを置く場合、スペースの限られたお部屋でも工夫次第で設置しやすくなります。
コンパクトサイズ・添い寝タイプを検討する
一般的なベビーベッドよりもサイズが小さいミニサイズのタイプや、大人のベッドの横に連結して使う添い寝タイプ(サイドベッド)もあります。お部屋のスペースに合わせて、サイズを検討してみましょう。
寝室のレイアウトを見直す
ベビーベッドを置くスペースを確保するために、寝室の家具配置を見直す方も多いようです。使用期間が限られていることを踏まえ、他の家具を一時的に別の部屋に移動させるという方法もあります。
リビングとの併用を検討する
日中はリビングにベビーベッドを置いて赤ちゃんを寝かせ、夜は寝室に移動させるという使い方をしているご家庭もあります。折りたたみが可能なタイプであれば、こうした移動もしやすくなります。
レンタルという選択肢

ベビーベッドは使用期間が限られていることもあり、レンタルサービスを利用するご家庭も増えています。
レンタルのメリット
- 使用期間だけ借りられるため、コストを抑えられる場合がある
- 使わなくなった後の処分の手間がかからない
- 短期間だけ試してみて、必要かどうかを見極められる
レンタルの注意点
- レンタル可能な期間や送料、返却時のルールは業者によって異なる
- 人気の時期は予約が埋まりやすいこともあるため、早めの申し込みが安心
- 商品の状態(消毒・クリーニングの有無)を事前に確認しておくとよい
購入とレンタル、どちらが向いているかは、使用予定期間や予算、収納スペースなどを踏まえて検討してみてください。
ベビーベッドに関するよくある質問

ベビーベッドはいつまで使う?
製品によって対象月齢は異なりますが、一般的には生後18ヶ月〜2歳頃までを目安としている製品が多いようです。赤ちゃんがつかまり立ちやよじ登りをするようになると、転落のリスクが高まるため、成長に合わせて使用を終了するタイミングを検討しましょう。
ベビーベッドの中に入れるものは?
赤ちゃんの窒息リスクを減らす観点から、ベビーベッドの中には柔らかすぎる布団やぬいぐるみ、クッションなどを入れすぎないようにすることが推奨されています。寝具の選び方については、購入時の説明書や、母子健康手帳に記載されている情報を参考にしましょう。
中古のベビーベッドを使っても大丈夫?
中古のベビーベッドを使用する場合は、パーツの破損や、部品の欠品がないかを確認しましょう。特に柵の高さやロック機能など、安全に関わる部分に不具合がないか、よく確認してから使用することをおすすめします。
ベビーベッドを選ぶ際のポイント

購入・レンタルどちらの場合も、以下のようなポイントを確認しておくと、より使いやすいベビーベッドを選びやすくなります。
高さ調整機能の有無
多くのベビーベッドには、マットレスの高さを2段階程度で調整できる機能がついています。新生児期は高い位置にして腰への負担を軽減し、赤ちゃんがつかまり立ちを始める頃には低い位置に切り替えることで、転落のリスクを減らすことができます。
キャスターの有無
キャスター付きのベビーベッドは、部屋間の移動がしやすいというメリットがあります。日中はリビング、夜は寝室といった使い方をしたい場合は、キャスター付きのタイプを検討してみるとよいでしょう。
収納棚の有無
ベッド下に収納スペースがついているタイプもあり、おむつや肌着など、赤ちゃん用品を収納するスペースとして活用できます。収納スペースが限られているご家庭では、こうした機能も選ぶ際の参考になります
ベビーベッドを卒業した後の活用方法

赤ちゃんがベビーベッドを卒業した後、そのまま処分するのではなく、以下のような形で活用するご家庭もあります。
- 柵を外して、子ども用の低いベッドとして使い続ける
- パーツを分解して、収納棚やベビーサークルとして再利用する
- フリマアプリなどで、次に必要とする方に譲る
購入前に、卒業後の活用方法までイメージしておくと、より納得のいく選択につながるかもしれません。
添い寝を選ぶご家庭の考え方

ベビーベッドを使わず、最初から添い寝を選ぶご家庭もあります。
添い寝には、授乳や夜泣きの対応がしやすい、赤ちゃんの様子をすぐに確認できるといったメリットがある一方、大人の寝具の柔らかさや、掛け布団による窒息のリスクにも配慮が必要とされています。
添い寝をする場合は、赤ちゃん用の硬さのある寝具を用意する、大人の布団と赤ちゃんのスペースを分けるなど、安全面に配慮した工夫を取り入れているご家庭も多いようです。不安な点があれば、乳幼児健診の際に医師や保健師に相談してみるのもよいでしょう。
購入・レンタルどちらを選んでも大切にしたいこと

ベビーベッドを購入するか、レンタルするか、あるいは使わない選択をするか、いずれの場合も大切なのは、赤ちゃんが安全に眠れる環境を整えることです。ご家庭の住環境やライフスタイル、育児の考え方に合わせて、無理のない方法を選んでいきましょう。
ベビーベッド使用時の安全ポイント

ベビーベッドを使用する際は、以下のような安全面のポイントにも気を配りましょう。
- 柵は必ず上げた状態にし、赤ちゃんから目を離す際も下げたままにしない
- マットレスとベッドの間に大きな隙間ができていないか確認する
- 周囲に、赤ちゃんが手を伸ばして届く位置に紐やコード類を置かない
- つかまり立ちができるようになったら、マットレスの高さを低い位置に調整する
安全に使用するためのポイントを押さえておくことで、安心して赤ちゃんを寝かせることができます。
ベビーベッド選びは家族で話し合って決めよう

ベビーベッドを使うかどうか、購入するかレンタルするかは、パートナーや同居する家族とも話し合いながら決めることをおすすめします。
特に、寝室のスペースや、夜間の授乳・お世話の分担にも関わってくるため、家族みんなが納得できる形を見つけることが、産後の生活をスムーズにする第一歩になります。
出産準備を進める中で、パートナーと一緒に赤ちゃんの寝る環境について話し合う時間を、ぜひ設けてみてください。
ベビーベッドの価格帯とレンタル費用の目安の考え方

ベビーベッドの購入価格は、シンプルな木製タイプで1万円台から、多機能タイプでは3万円以上する製品まで幅が広くなっています。
使用期間が1〜2年程度と限られていることを踏まえると、レンタルのほうが総合的なコストを抑えられるケースもあります。
レンタル費用は期間やサービス内容によって異なるため、複数のレンタル業者を比較し、送料や消毒・クリーニングの有無、返却時の条件なども含めて検討するとよいでしょう。
長期的に使う予定がある場合や、二人目・三人目の出産も見据えている場合は、購入したほうが結果的に経済的になることもあります。
ご家庭の将来的な家族計画も踏まえながら、検討してみてください。
自治体によっては、ベビー用品の貸し出しサービスを行っているところもあるため、お住まいの地域の子育て支援情報もあわせてチェックしてみるとよいでしょう。
ベビーベッドに限らず、育児用品全般についてこうした支援制度を知っておくことは、出産準備の負担を減らすことにもつながります。
ベビーベッドと一緒に検討したい寝具選び

ベビーベッドを使う場合、専用のマットレスやシーツも合わせて用意する必要があります。
マットレスは硬すぎず柔らかすぎない、赤ちゃんの体をしっかり支えられるものを選ぶことが推奨されています。
シーツはこまめに洗濯することを考え、複数枚用意しておくと、汚れた際にもすぐ交換できて安心です。
防水シーツを併用すると、おむつ漏れや吐き戻しがあった際のお手入れも楽になります。
まとめ

ベビーベッドは、赤ちゃんの安全な寝る場所を確保できるというメリットがある一方、住環境やご家庭の考え方によっては必ずしも必要とは限らないアイテムです。
置き場所に悩む場合は、コンパクトサイズや添い寝タイプの検討、レイアウトの見直しといった工夫のほか、使用期間の短さを踏まえてレンタルを利用するという選択肢もあります。ご家庭のライフスタイルに合わせて、無理のない形を選んでみてください。赤ちゃんが安心して眠れる環境を整えることは、ご家族みんなの毎日の安心にもつながっていきます。
提供:株式会社SANSHIN
















