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公開日時:2019年2月4日

3歳までの子供に母の言う事を聞かない時は叱ってはいけないの?怒ると叱るを区別する

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「3歳までに脳がほぼ出来上がる」といった3歳神話は育児をしているママなら必ず聞いたことがあるはずです。

そのため人としての土台が出来上がる時期に、母のいうことを聞かない場合でも叱ってはいけないという意見も少なくありません。

子育てに正解はありませんが、叱らない子育てや上手な叱り方について考えてみました。

3歳までは叱ってはいけないの?


3歳までの脳の発達は大人の3年よりも、コミュニケーション能力や言葉に関わる神経回路が著しく発達すると言われています。

人の土台を作る時期に親が叱ってはいけないのは本当なのでしょうか?また感情的な叱り方が子供にどんな影響を与えるのか見ていきましょう。

叱らない子育てが良いと言われる理由


子供が2歳頃を過ぎると、何でも自分でやりたいと自己主張がますます激しくなりますね。

何でも興味を持つことは良いことでもあるのですが、ママからすればイライラの種にもなりかねません。

ただ、してほしくないことをした時に親のイライラや感情を子供にぶつけることは、子供に良い影響を与えないと言われています。

叱らない子育てが良いと言われるのは、頭ごなしに感情に任せて怒らず、子供の意思を尊重した子育てが良いとされているからなのでしょう。

感情的に怒ることにより子供に影響すること


子供を叩いて育てたり、暴言を浴びせ続けると、脳の容量が減少したり発達に支障をきたす可能性があるそうです。

そのため子供自身が感情をコントロールできない大人に育ったり、聞く、話すことに支障が出る可能性があると言われています。

何故駄目なのか繰り返し伝え、我慢や理解を示したらきちんと褒めることも忘れずにいたいですね。

叱らない子育ては全てを許す子育てではない


勘違いしがちなのですが、3歳までに叱らないということは全てのワガママや子供の勝手な行動を許すことではありません。

また『甘えさせる』と『甘やかす』ことを間違うと、将来ママ自身が子供の自己中心的な考え方に悩むことにもなります。

  • 欲しいといった物を何でも買う
  • 自分でできることを親が全てやる
  • 子供が欲求する前に親が叶えてあげる

上記のように欲しいものを全て買ってあげたり、子供が欲しいという前に欲しかったでしょ、と全て望みをかなえてあげるような行動が甘やかす行動です。

また抱っこしてほしいとせがむ子供におやつをあげる等、物でごまかす行為も、子供の心を満たしたとは言えません。

一方、甘えさせるというのは以下のような行動です。

  • おむつが濡れたら替える
  • のどが乾いたら飲み物を上げる
  • 寂しいと言ったら抱っこする

つまり困った時に安心を与えるという行動が甘えさせるということです。

たくさん甘えられた子供はより自立心が育つでしょう。

『怒る』と『叱る』は違う


怒るというのは感情に任せて怒りを相手にぶつける行為です。
一方で、叱るというのは相手により良い方法や解決策を教示する行為です。

これまで「叱らない子育て」と伝えてきたのは、実際には叱らないのではなく「怒らない子育て」であり、
3歳までの子供に対して行うのが良くないとされるのは、感情に任せて怒る行為です。

もしご両親が怒りに任せて子供に怒っていると、子供の自己肯定感を低下させることになるだけでなく、
誰かに言うことを聞いてもらうには怒ればいいんだと解釈したまま成長を促すことにつながりかねません。

反対に、叱るというのは大切なことです。

してはいけないことをした時には、やはり社会性を身に着けて人に迷惑をかけない子供になってもらうため、きちんと伝えなければなりません。

子供が悪いことをした際にはしっかりと叱ってあげましょう。

3歳までの子供が常識を守ったり、あらゆることを知っているはずがありませんので、
叱る際には、『人生の先輩として教えてあげる』というイメージを持つのはいかがでしょうか?

叱る際にやってはいけないポイントがあります。

  • 過去を引きずり出して叱らない
  • 抽象的な言い方をしない
  • 人格を否定するようなことは言わない

「あなたは毎回毎回・・・」といったように過去を引きずり出したり、「何をやってもダメね」と抽象的言い方をしたり、「ダメな子」と人格を否定するようなことを言うのは良くありません。これでは子供自身がただネガティブな感情を抱き、自分はダメな人間なんだと自己否定してしまいますし、どう解決すれば良いのかわかりません。

そうではなく、叱る際には、

  • 今のことに対して叱る
  • 具体的に何をどうすれば良いかを伝える
  • 行動に対して叱る

といった点を踏まえておくと良いでしょう。

「今の○○は良くないよ」「○○を○○しなさい」「○○することは悪いことだよ」と今のことに対して具体的に行動を叱りましょう。

ちゃんと、なぜいけないのか、理由まで説明してあげると良いですね。

イライラする時は考え方を変えましょう


怒ってはいけないとわかってはいてもイライラしてしまうことはありますよね。

イライラするのは子供がしてほしくないことを何回も繰り返したり、親が何度言っても聞いてくれない時ではないでしょうか?

そんなイライラする時は視点を変えるのも良い方法です。

①何度言っても服を汚す時
②すぐに大きくなるから結局長くは着られない
③消耗品と割り切る

例えば上記のように考え方を違った視点に変えることでイライラせずに済みます。

他にもこんなアンガーマネージメント方法があります。

  • 深呼吸して6秒待つ
  • トイレや別の部屋に行く
  • 怒っている自分の顔を鏡で見る

意外と効果的なので、試してみましょう。

褒めて育てることの大切さも知っておこう


怒ると叱るは異なり、叱る際にはきちんと駄目な理由を教えてあげることが上手な叱り方だとお伝えしました。

ただ感情的に怒ることを親が我慢することは、かなり難易度が高いですね。

怒ってしまったとしても、罪悪感を持つ必要はありません。
そんな時はごめんね、と親が子供に謝れば良いのです。

また怒ってはいけない事ばかりに重点を置かず、褒めて育てることも覚えておきましょう。
褒めて育てる時のポイントを知っておきましょう。

  • 何でもかんでも褒めない
  • してほしくないことを我慢できたときに褒める
  • ほめどころを明確にして褒める

我慢したら褒められたという経験は、報酬系の脳を鍛え子供が感情のコントロールを学んでいくそうです。

また親自身が育ててきた子供を褒めるということはひいては自分自身を褒めることに繋がり、心が豊かになります。

ポイントは出来なかった事ばかりに目を向けて叱るのではなく、できたことがあれば少しでも褒めることが大切です。

3歳までの子供はまだ小さいので物事を論理的に考えられません。
そのため感情的に怒らず、繰り返し上手な叱り方で子育てを行いましょう。

できるだけ子供の気持ちに寄り添って子育てしていきたいですね。

提供:株式会社SANSHIN

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